防災伝搬実験
2020.10.12
 9月27日(日)にJA2ZDU独自で防災伝搬実験を行いました。昨今のコロナ禍で市の防災訓練が縮小され,外部団体の参加が見送られました。そこで,クラブ独自で防災の観点で伝搬実験を行い,クラブメンバー8局が参加しました。

 ライフラインが絶たれたという想定で,ハンディー機と付属ホイップアンテナ,あるいはバッテリー運用でのモービル運用で基地局と交信できるか実験するというものです。基地局もハンディー機と付属ホイップを使いました。

 クラブ員が基地局と交信できるか調べると,家屋の2階に基地局を置いた状態では地表での運用に比べて通信距離が1.5倍弱にのび,1km強の範囲なら交信可能であることが分かりました。もちろん,外部アンテナを使い,10W出せば,市内一円をカバーできそうです。岩倉市は南北約5Km,東西約4kmというコンパクトな市ですので,市中心部にある市庁舎の高所から運用すれば市内の避難所等との交信が可能だと思われました。
2020.10.12 22:42 | 固定リンク | 活動

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